郷土資料館からのお知らせ
今年度最後の昔のくらし
2019年2月28日 (木)
今日(2/28)は、笠原小学校3年生の昔のくらしでした。
21名と少人数でしたが2グループに分かれて4か所で
『民家での10W体験・石臼と黒電話の体験・昔の道具の説明・たらいで洗濯体験(雨天のためエントランスで)』を
してもらいました。
1グループ10人程だったので、どの体験も余裕をもってじっくりできました。
今日の子供たちも、とても積極的に体験してくれましたし、感情豊かでとても良い反応をしてくれました。
石臼体験では、石臼の説明するために一度中を見せるのですが、大豆をひいてもう一度開けてきな粉を見せると
「お~」と歓声が上がりました。
黒電話に職員の携帯電話から掛けてベルの音を聞かせた後、実際に出てもらい一人ずつ話す体験をすると
「黒電話にしゃべる声が携帯から聞こえる」と拍手をして喜ぶ子供たちもいました。
洗濯では人数が少ないので何度も体験でき、泡立ちもよく洗濯板の便利さが泡によってよく分かりました。
最後の感想では
「楽しかったです。」
「昔の人は大変だったけど、よく考えて生活してたと思います。」
「今の便利だけど、昔も便利な物がたくさんあったのが分かりました。」等
たくさんの声を聞くことができました。
今年度もたくさんの学校の子供たちが『昔のくらし体験』に来館してくれ、私たち職員も
楽しい時間を子供たちと過ごすことができました。
そして子供たちの反応に、教わる事もたくさんありました。
それらを糧にしてまた来年度につなげていけたらと思います。
そして今年度もたくさんのサポーターさんにご協力していただきました。
当時のくらしを体験したことがある方々のお話しは子供たちにとってなによりの勉強になります。
本当にありがとうございました。
そして来年もよろしくお願いいたします。
資料館ではこれから、4月に向けて展示替えをしていきます。
しばらくはばたばたしていると思いますが、いつでも袋井市に関わる貴重な展示をしています。
団体でのお客様は予約をしていただくと、できるだけご要望に応えた展示解説もいたしますので
是非ご来館下さい。スタッフ一同お待ちしております。