展示・イベント
企画展
企画展「川村驥山展」を開催します。 【終了しました】
2013年12月 4日 (水)
川村驥山〔かわむら きざん〕は、昭和を代表する天才書道家です。明治15(1882)年5月20日、静岡県磐田郡久努村村松(袋井市村松)に生まれました。本名は慎一郎です。昭和26年5月16日、書道界初の日本芸術院賞を受賞するとともに、昭和41年には85歳で勲三等瑞宝章を授与されました。昭和44年88歳でお亡くなりになるまで、数々の作品を残されました。
当館では、川村驥山の作品を10点所蔵しておりますが、今回の企画展では、この内の9点を展示いたします。展示品の内、昭和26年に制作された「飲中八仙歌屏風」(いんちゅうはっせんかびょうぶ)は、本年7月に出光美術館で行われた企画展「文字の力・書のチカラⅡ」に出品されるなど大変注目されている作品です。金色に輝く屏風に、迫力の文字が画面いっぱいに広がります。開館特別展以来の公開となりますので是非この機会にご覧下さい。
◆場 所 袋井市歴史文化館・2階第1展示室
◆その他 入館無料(土・日・祝日及び年末年始休館)