資料
展示解説
『袋井の名宝展』展示解説
2013年7月 4日 (木)
平成24年度の夏期特別展として実施した「袋井の名宝展」の展示解説です。
歴史文化館で所蔵する資料の内、合併前の袋井市が「郷土資料購入品」として収集した資料の中で、川村驥山と足立雪山の作品を中心に展示解説しました。
川村驥山は昭和を代表する天才書道家で、明治15(1882)年、久努村村松(市内村松)の生まれです。昭和26年には、書道界初の日本芸術院賞を受賞するなど、書の発展に貢献されました。
足立雪山は、袋井市指定文化財「蜀桟道図」の作者です。弘化2(1845)年、山梨町山科(市内平宇)の生まれです。磐田市見付の絵師・福田半香に画を学び、特に山水画に長じ、技術的にも優れ、達筆な画家として多くの作品を残しています。