郷土資料館

郷土資料館からのお知らせ

森町立飯田小学校 3年生 昔の暮らし体験

2019年10月29日 (火)

今年度初めて! そうです令和初「令和元年10月24日(金)13:00~」の昔の暮らし体験に森町立飯田小学校3年生33名(引率の先生方2名)が社会科見学の一環として郷土資料館に来てくれました。
 当日は少し怪しい天候で、雨が降ったり、止んだりということで、浅羽記念公園内でのポンプ体験は出来なくて残念でした。
公園内等で昼食を食べ終え、子供達は元気一杯です。
 まずは、秋葉線についてサポーターの鈴木邦夫さんの説明付きでDVDを視聴しました。ちなみに秋葉線とは、袋井~遠州森町までを走っていた軽便鉄道のことでして、昭和37年まで運行していました。鈴木さんの軽妙なトークと子供達の学区付近の昔の風景・映像がみられ、みんな(子供達・先生・スタッフも)その当時を知らないけど、なんか懐かしい雰囲気になりました。
 その後は、3グループ(1グループ11名)に分かれ、昔の民家の暮らし体験・たらいでの洗濯体験・そして石臼で大豆を挽いてのきな粉作り体験をしてもらいました。
*昔の民家の暮らし体験では、土間やかまどの感触を確かめ、昔使用したアイロン・時計・火鉢・こたつ・ちゃぶ台などの説明、そして今昔の電気の違い(昔は10ワットの電球1つで暗かったんだね)を体験してもらいました。
*次に中庭で、たらいで洗濯板を使って洗濯の体験をしてもらいました。洗濯板の使用方法やしくみの説明を受け、いざ体験です。
なかなか大変な作業で冬ならとても寒くてつらい仕事ですね。子供達も昔の人は大変だったと感じてくれたようです。体力いりますもんね!!昔のお母さん大変でした。
*続いては石臼で大豆を挽いてきな粉作りに挑戦です。石臼の構造・特性について説明を受け、みんなで石臼をまわしてみました。
最初は要領がつかめなかった子供達も徐々に上手くまわすことができ、出来立てのきな粉の匂いに思わず"いい匂い"と声が出てしまう子供達でした。
 最後に子供達から質問・感想を聞くことが出来ました。「資料館ができたいきさつは?」「昔の人々の苦労・大変さを感じたこと」「昔の人はいろいろと工夫して生活していたこと」様々な意見を出してくれました。ありがとうございました。
 子供達は3学期に昔の暮らしについて学ぶとのことでしたのでその予習の一助になったならば幸いです。
本日、資料館での体験を企画していただいた先生方、そしてなにより一所懸命に体験に取り組んでくれた子供達に感謝してブログを閉めたいと思います。「みなさん、本日はご来館ありがとうございました。これからもより一層わかりやすい解説を心掛けていきたいと考えています」    "スタッフ一同"


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