郷土資料館からのお知らせ
資料館職員がやっていること。
2018年11月 2日 (金)
こんにちは^^
いつも資料館をご利用くださりありがとうございます。
今回は、資料館職員の仕事についてお話ししたいと思います^^
いつもブログに書いているのは主に、子どもたちとの関わりですが、勿論資料館の仕事はそれだけではありません。
お越しくださっている方は、展示してあるジオラマをご覧になっていると思いますが、資料館に展示しているジオラマのほとんどを資料館の職員が作製しています。材料などにも工夫しています。
木や竹の切りくず、小枝、スポンジ。お菓子の包みに使われている紙やボール紙、その他諸々。他の人から見るとただのゴミでも資料館職員から見るとお宝です。大きな桜の木(ジオラマの中の)になったり、屋敷やお城の屋根や壁になったり。
ジオラマが得意な職員は西村さんと桒原さん。西村さんは、お城などの建物が得意です。桒原さんは、動きがある人物を細部まで表現するのが得意です。白い紙粘土に絵の具を混ぜて色を出すのですが、微妙な色付けが感動ものです。
説明パネルの展示の下にジオラマがあると一目瞭然です。すごく分かりやすい展示になっています。
そして、入り口に置いてあるしおり。これも職員の手作りです。原さんがこつこつ作ってくれます。
資料館に展示してある展示物の中から資料館らしいものを選んで写真を撮り、それをしおりに加工してます。
是非、資料館の帰りに気に入ったものをお持ち下さい^^
他にも、仁美さん担当の小学生の授業に使うパネルの絵も手書きです。
火おこしの道具や弓矢なんかも...。
最近は夏休みに行う、スタンプラリーの消しゴムハンコも彫刻刀とナイフで手作りしてしまいました。鈴木が担当しました^^
ということで、資料館の職員は、普段は文化館にいる専門家である学芸員の展示を盛り上げる仕事もしております。
そして、お客様が来て良かった。と言ってくださるよう気持ちの良い対応を心がけておりますので、これからもよろしくお願いいたします。